「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するキャラクター、水星の魔女ミオリネ・レンブランについて説明します。

ミオリネ・レンブランは、地球連邦軍の軍人であり、宇宙世紀0079年に発生した一年戦争時にキシリア・ザビが指揮するジオン公国軍の攻撃によって、愛機・サラミス級巡洋艦「オデッサ」で行動中に爆死した恋人・ジョニー・ライデンの復讐のために、戦争終結後に反地球連邦組織「ティターンズ」に入隊します。

ティターンズでは、ライデンの仇であるキュベレイを所持し、ペイルライダー隊に所属していました。しかし、ミオリネはペイルライダー隊とティターンズに対する軍事クーデター計画「アウギュスティウス計画」に巻き込まれ、反乱軍「AEUG」に加担し、一度はティターンズを脱走します。

その後、ミオリネはAEUGとティターンズの戦いであるグリプス戦役で再びティターンズに加わります。グリプス戦役の終盤、ミオリネはジェリド・メサの命を受け、ジェリド・メサとバウのパイロットであるカミーユ・ビダンを殺すことを目的としたブロウト・クラウス隊と戦いますが、ミオリネはジェリドと接触したことで、彼の思いを察し、自らの命を犠牲にして彼を逃がしました。

ミオリネ・レンブランは、その美しさと独特な雰囲気から「水星の魔女」と呼ばれ、多くのガンダムファンからも愛されています。