8614 長良川鉄道 ナガラ300形(304号)

ナガラ300形（304号）は、長良川鉄道に所属する電車の一つです。ナガラ300形は、1983年に新製された車両で、専用のアルミ製車体を持ち、鮮やかな赤と白のカラーリングが特徴です。

304号は、このシリーズの中で4番目に作られた車両であり、現在も長良川鉄道で運行されています。車両の長さは20.34メートルで、座席数は一両あたり68席です。

ナガラ300形は、鋼索式鉄道の長良川A線で運行されており、急勾配や曲線の多い路線でも安定した走行を実現しています。また、車内には冷暖房完備の快適な空間があり、座席はクロスシートとなっています。

304号は、長良川鉄道の景色を楽しむために設計された大きな窓が特徴です。乗客は、山々や川沿いの風景を一望することができ、特に紅葉の季節や桜の開花時には美しい景色が広がります。

ナガラ300形は、地域の観光列車としても人気があり、長良川鉄道の主力車両として長年にわたって運行されてきました。地元の人々や観光客にとって、304号は長良川鉄道の象徴的存在となっています。