「鬼滅の刃」に登場する鬼で、鳥居姫の弟。外見は黒く赤い縞模様が入った肌に、目の周りに複数の目の模様がある。縄張り争いで鬼殺隊と出会い、炭治郎たちの前に立ちはだかる。
猗窩座は鬼殺隊隊士である蟇蛇と対峙し、鬼殺隊隊士を蹴散らし、炭治郎たちとの戦いに至る。炭治郎たちとの戦いでは自らの血を操り、血の鎖を作り出して攻撃する。また、炭治郎たちがイノスケを救出しようとする瞬間にはその場に弾切れの鬼殺隊員の剣を奪って、それを使って戦うなど、卑怯な手段も使う。
猗窩座は、鬼としての力や容姿に加え、慇懃無礼で自分勝手な性格を持つ鬼であり、人間に対して差別意識を持っている。一方で、鳥居姫には強い情愛を抱いており、彼女を守るためには手段を選ばないなど、家族愛に繋がる温かい心も持っている。
「鬼滅の刃」の作品世界観では、鬼は人間を襲って食べる存在として描かれるが、猗窩座というキャラクターは、鬼として生きる者のさまざまな心情を表現するキャラクターとして注目されている。
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